[2018年11月30日補足]
Google Pixel3 でステルスSSIDのアクセスポイントに接続する場合には、ネットワークを追加する際に「詳細設定」の「非公開ネットワーク」を「はい」とすれば、つながることがわかった。
[以下は2018年11月22日の内容]
Google Pixel 3 をWiFi のあるアクセスポイントに接続しようとしたが、ビーコンを止めてSSIDを隠してあるアクセスポイントにはうまくつながらない。SSIDを隠さない状態で接続しておいてSSIDを隠すとつながらなくなる。こういう種類の機器が増えてきて、アクセスポイントのビーコンを止めるオプション(ステルスSSIDなどと呼ばれる?)が使えなくなってきた。
ビーコンのSSIDを隠すとセキュリティの強度が上がると思っているわけではなく、通信が行われればSSIDはキャプチャ可能になることはわかっている。複数のアクセスポイントが設置されて混雑しているところで、使っていないアクセスポイントが無駄なビーコンを送信することでコリジョンなどが発生して、他の通信の邪魔になるのを避けたいだけなのだが、そのような使い方は普通ではないためか能動的な(定期的な)ビーコンなしでは通信してくれない機器が多くなってきた。
そもそも、干渉が起きるような電波環境が問題と言えば問題なのだが、自分で自由に設計できる場所ではないところの2.4GHz帯などをツールで見ると多くのアクセスポイントが干渉する周波数帯を利用している。自分も用途別(認証情報毎など)に複数のアクセスポイントを利用していて周波数帯を完全に分離できないでいる。他の人の使い方は制御できないので、ある時点で自分が通信に使っていない用途のアクセスポイントのビーコンで、自分が使っている他の通信を妨害しないようにしたいわけだが、そのようなことは難しくなってきている。干渉しない周波数帯を利用するようにすることが解決であろうが、Pixel3は別として、2.4GHzでしか通信できないデバイスもあるので悩ましい。