RTL-SDRドングルとSDR# の試用

www.rtl-sdr.com からソフトウェア無線(Software Defined Radio)用ドングルを購入したので、ソフトウェア無線ソフトウェア(これで良いのか?)である SDR#を使って試用をした。

RTL-SDRドングル

購入したのは、ヨーロッパなどで使われている地上デジタルテレビジョン放送規格DVB-T(Digital Video Broadcasting – Terrestrial)の復調にRealtek RTL2832Uを利用し、チューナーに R820T2 を使った次のドングルとアンテナのセットである。

RTL-SDR Blog R820T2 RTL2832U 1PPM TCXO SMA Software Defined Radio with Dipole Antenna Kit

ちなみに、次の記事によればR820T2は廃盤とのこと。

Rafael Micro R820T2 Discontinued

SDR#のインストール

www.rtl-sdr.comの QUICK START GUIDEに従ってSDR#のインストール作業をした。環境はWindows10である。

QUICK START GUIDE に書いてある通りであるが、手順は以下の通り。

  1. https://airspy.com/download/ からWindows SDR Software Packageをダウンロードする(私が試したときは sdrsharp-x86.zip)。
  2. sdrsharp-x86.zipを展開する。
  3. sdrsharp-x86/install-rtlsdr.bat を実行する。
  4. ドングルをUSBにつなぐ。
  5. ドライバを強制的にWinUSB(libusb)に変更するためにsdrsharp-x86/zadig.exe を実行する。
    • ドングルをつなぐと自動的に通常のRTL2832U用のドライバがインストールされてしまっているが、それではソフトウェア無線受信機としては使えないので、自由に設定ができるように(?)ドライバを変える必要がある。
    • Zadigの詳しい情報は、https://zadig.akeo.ie/ にある。
  6. Zadigでドライバの変更を行う。
    1. Options->List All Devices を選択する。
    2. Bulk-In, Interface (Interface 0)を選択する。
      • USB ID が “0BDA 2838 00″であることを確認する。
      • 間違えると不適切なドライバが置き換わってしまう。
    3. 新しくインストールするドライバが WinUSBであることを確認する。
    4. Replace Driverボタンをクリックして変更を行う。
  7. sdrsharp-x86/SDRSharp.exe を実行する。
    1. Sourceの選択
      • ドロップダウンボックスから RTL-SDR (USB)を選択する。
    2. 右向き▷のPlayボタンをクリックして実行する。

SDR#でFMラジオを聞く

NHK FMの周波数に合わせて Spectrum Analyzer と Waterfall を共に表示させると以下のようになり、かなりノイズの多い部屋の中でもラジオを聞くことができた。

SDR#の使い方は www.rtl-sdr.com の SDRSHARP USERS GUIDE にまとめがある。

また、検索すると日本語の解説もある。

ドングルが熱くなる

しばらく使っていたらドングルがかなり熱くなった。アルミケースで放熱はある程度できるのであろうが、少し冷やす工夫をした方が良いようにも思う。

今後

GNU Radioも使ってみることにしたい。