GL-iNet AR750の2ポートをWANにする

ESPHome (Home Assistant)の実験のために、LANポートが2つあるPCを利用して、1ポートをWindows、残りの1ポートをHome Assistant で利用するようにしたかった。インターネットにつながるLANが1本とOpenWrt が利用でき、WANとLANを合わせて2ポートあるルータGL-iNet AR750 だけで設定できるようにしてみた。備忘録として残しておく。

設定したいネットワーク構成

WAN側の2ポートは単なるハブ(ブリッジ)として機能して欲しい。mwan3でWANを切り替えるなどは目的ではない。

GL-iNet AR750

使用したバージョン

  • GL-AR750 Firmware: 3.216
  • OpenWrt: 19.07.8 r11364-ef56c85848
  • LuCI openwrt-19.07 branch (git-21.189.23240-7b931da)

 

設定

AR750では通常WAN 1ポート、LAN 2ポートとして使う。OpenWrtで役割を変えることができるのではないかと考えた。最初はWANポートと隣にあるLANポートの1つをWANにしようとしたが、LANの2ポートはハード的にブリッジができているようでできなかった。

そこで、LANとWANを入れ替えることにした。設定自体は OpenWrt の Interface を変更するだけであった。

LAN

Physical Settingsを変更する。もともとはWAN用であった eth0 を インタフェースとして指定する。無線LANもLAN側で使う場合には、wlan0, wlan1もLAN側に設定する。無線LANなども使う場合には、 Bridge interfaces のチェックを入れる。

WAN

Physical Settingsを変更する。eth1.1 を インタフェースとして指定する。