QNAP NASのRAID5 のストレージプール容量拡張

使っている QNAP のNAS の空き容量が少なくなってきたので、RAID5 を構成しているハードディスク4台を順次交換した。

その後、RAID5に対応するストレージプールの容量を拡張しようとしたが、どのようにすればよいかがわかるまでに手間取ったので主な手順を備忘録として残しておく。

簡単にまとめれば、既にディスクを交換済みだったので、ストレージプールの容量の拡張のために「ディスクを1台ずつ交換する」をまず選ばないといけないことがわからなかったのが手間取った原因であった。

ストレージ/スナップショット

コントロールパネルで「ストレージ&スナップショット」を選択

ストレージの状態は以下のようであった。

ストレージ/スナップショットを選択する。

ボリュームではなく、容量の拡張を行いたいストレージプールを選択する。

ここでは、「ストレージプール1」

右上の「管理」をクリックする。

ストレージプール管理

次のようなストレージ管理画面が表示される。

以下では既に、ディスクは交換済み。

「管理」のプルダウンメニューから「ディスクを1台ずつ交換する」を選択する。

容量の拡張

「ディスクを1台ずつ交換する」のパネルに「容量の拡張」ボタンがあるので、それをクリックする。

確認パネルが現れる。確認パネルのスクリーンショットを取りそこなった。

確認をして、次に進む。

容量の拡張が始まる。なぜかしら最初から同期中49.9%くらいになっていた。6TBのディスクから12TBのディスクに交換したので、ほぼ50%が既に確保されているからであろうか。

その後、バックグランドタスクを見ると進捗具合が確認できる。

NASを使用中であることもあり、同期速度を中速度にしていたので、かなり時間がかかった。

ストレージプールの空き

容量の拡張が終わると以下のようになり、右側の円グラフからストレージプールの空きが増えていることがわかる。

ストレージプール管理を表示させても、容量が増えていることを確認できる。

ストレージプール内のボリュームは当然ながら変化なし。ボリューム内の空きを増やすには、ボリュームを拡張するか、別のボリュームを作成して、そこにファイルを移動することになる。