QNAP Virtualization StationでWindows10のインストール時にOOBEREGIONエラー

QNAP Virtualization StationでゲストOSにWindows10をインストールしようとして Out of Box Experience (OOBE) エラーが出て時間を費やした。結果的には、Virtual Machine のCPU数を増やすことでエラーが出なくなるようになった。

最初は次のようにOOBEREGIONエラーが発生した。

「もう一度試す」や「スキップ」を繰り返ししてみたが、どちらの場合もその後かなり時間が経過してから再度同じOOBEREGIONエラーになった。

Webで調べてみるとかなり以前から発生しているデッドロックの問題のようであり、デッドロックが発生してタイムアウトになるまで待たされてからエラーが表示されるようだ。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4020048/windows-oobe-fails-when-you-start-a-new-windows-based-computer-for-the

メモリを2GBから3GBに増やしてみたが、症状は変わらずOOBEREGIONエラーが出た。

その後、CPU数を1から2に増やして試したところ、問題なくインストールが進むようになった。

原因ははっきりしないが、次の記事の「プリインストールされたアプリに必要なディスク容量をPCメーカーが圧縮している」という場合に発生の可能性があるということは、デッドロックが起きるかどうかがディスクアクセス速度に影響を受けるということであろうか?

https://mupon.net/windows_recovery_bug/

ある種の圧縮がされているのと同等である拡張可能なディスクを使っているので、ディスクアクセスが遅い場合にデッドロックの発生の可能性が高まるのであろう。